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雑学大全社会 > 事件

報道
【東京雑学研究会編】

§「いかがわしい行為」「みだらな行為」「いたずら」はどう違うのか?

わいせつな行為があった場合、新聞やテレビの報道では「いかがわしい行為」「みだらな行為」「いたずら」などという表現が使われている。
それぞれ、一体どんな行為を指すのだろうか。
ワイセツな事件については、警察記者クラブで警察当局から具体的な発表がある。例えば「胸に触った」とか「性行為に及んだ」という具合である。これを受けて、各メディアプライバシーを考え、それをオブラートにつつんだのが先の三つの表現なのである
ただし、この三つの表現にもはっきりした区別はない。多少あるといえば、例えば「いかがわしい」は、「いかがわしい書籍を販売した」のように性欲を刺激するような行為を指す傾向にある。また、「みだらな」は自らがそれに耽溺している行為を指す傾向にある。猥褻物露出などの場合である
「いたずら」に関してはかなり幅広く強姦から淫行、痴漢行為にまで使われる。厳密な使い分けがないだけに、かえって興味をもたせてしまう「いかがわしい表現」でもあるのだ。




東京書籍 (著:東京雑学研究会)
「雑学大全」
JLogosID : 12670874

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出版社:東京書籍[link]
編集:東京雑学研究会
価格:2,160
収録数:1000
サイズ:26x19x4cm(B5判)
発売日:2004年8月
ISBN:978-4487799473

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