プラットホーム
【東京雑学研究会編】
§日本でいちばんプラットホームの番数が多いのはどこの駅?
日本の駅でプラットホームの数が最も多い駅はどこかというと、やはり多くの列車が乗り入れする東京駅だ。
東京駅には地上一〇面、地下四面の合計一四面のプラットホームがある。これは日本一のプラットホーム数だ。日本一旅客収入が多い駅も東京駅である。番線でいうと在来線が一~一〇番線の一〇線、新幹線が一四~二三番線の一〇線、そして総武横須賀線が地下一~四番線の四線、さらに京葉線が別の地下一~四番線の四線、合計二八線もある。
しかし、番線の数がいちばん多いのは京都駅というデータがある。通常、プラットホームには番号(番線)がつけられている。したがって、この番号が多いほどプラットホームの数も多いことになり、この番号の数がいちばん多い京都駅には、在来線に三三番ホームがある。だからといって京都駅には、一番ホームから三三番ホームまでぎっしりあるのかというとそうではなく、一五番から二九番の番号が欠番となっている。仮に欠番なしで順番どおりに番線をつけるとするなら、三三番ホームは一八番ホームということになる。
これだけ欠番の多いのも京都駅がいちばんである。余談だが、京都駅の一番線ホームは日本一長く、五六四メートルもあることで知られているが、ホームの隅には別の番号が振ってあり、ホームは二股に分かれている。
ちなみに、日本一乗客が多いのは、新宿駅である。さらに小田急線や京王線など私鉄や地下鉄を加えると、番数は三一線もある。東京駅は地下鉄の二線を加えても、三〇線だから、新宿駅にはおよばない。同様に上野駅もJRだけだと二二線だが、京成や地下鉄を加えると三〇線ある。
| 東京書籍 (著:東京雑学研究会) 「雑学大全」 JLogosID : 12670838 |