MENU
    全辞書一括検索 by JLogos

雑学大全趣味 > スポーツ

V字ジャンプ
【東京雑学研究会編】

§スキーのV字ジャンプはどうして飛距離が延びるのか?

スキージャンプ競技を見ていると、かつてはスキー板をそろえて飛ぶのが普通だったのに、最近では大半の選手がスキーの板をV字に開いて飛んでいる。これは、そろえて飛ぶよりもV字に開いて飛んだ方が飛距離が延びるからで、このV字ジャンプが導入されて以来、実際に飛距離は記録的に延びているのである
では、なぜV字ジャンプの方が飛距離が出るのか。
これは揚力に関係している。揚力というのは物体を上へと押し上げる空気の力のこと。スキージャンプの飛行距離は抵抗力と揚力のバランスで決まる。抵抗力というのは前から吹き付ける風に対して働く力である。つまり、いかに抵抗力を小さくし、揚力を大きくするかが飛距離を延ばすポイントなのである
ジャンプの選手を見ていると、彼らはスキー板を少し上向きにし、それと平行になるように身体を傾け、まるで板に体がくっつかんばかりの姿勢で飛んでいる。これを流線型前傾フォームという。
この姿勢で空中に飛び出せば、選手の腹面とスキー板の下に空気が当たり、体を押し上げる。これが揚力で、板をそろえていると、それに空気がさえぎられてしまうが、V字に広げれば、それだけ体にたくさんの空気が当たり、揚力が大きくなるというわけである
スキージャンプは、飛行中の選手のフォームと、飛んだ距離によって採点される競技であるフォームだけを考えれば、スキー板をそろえて飛んだ方が美しいようにも思えるが、やはり飛距離を延ばすことが第一条件ということなのだろう




東京書籍 (著:東京雑学研究会)
「雑学大全」
JLogosID : 12670810

この辞典の個別アプリ

雑学大全
「働きバチは1日6時間しか働かない」など、知的好奇心をそそる雑学の集大成。全1000項目を収録したアプリ。

【辞典内Top3】 五節句廃止令  上野アメ横  炭坑節  
【関連コンテンツ】

関連辞書

雑学大全2 暦の雑学事典 日本史の雑学事典 道と路がわかる事典 

関連書籍

 東京書籍「雑学大全」

出版社:東京書籍[link]
編集:東京雑学研究会
価格:2,160
収録数:1000
サイズ:26x19x4cm(B5判)
発売日:2004年8月
ISBN:978-4487799473

JLogosPREMIUM(100冊100万円分以上の辞書・辞典使い放題/広告表示無し)は各キャリア公式サイトから

             × 閉じる

収録辞書全リスト