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雑学大全地理 > 場所

校庭
【東京雑学研究会編】

§校庭に桜の木があるのはどうしてか?

卒業式や入学式になると、学校の校庭には桜が咲き、そして散っていく。その時期は、桜の花びらが舞い散るイメージ重なるのだが、どうして学校には桜の木が植えられるようになったのだろうか。
春は桜のイメージが強いから、そういう意味でそれを植えているという学校もあるだろう。しかし、創立が古い学校にはある理由がある。
それは、戦前の軍国主義である
明治時代、国学の平田派では桜は日本精神の象徴だと主張した。政府はこれに賛同、いさぎよく散る軍人精神とそれをかけ、陸軍の兵舎などに積極的に桜を植えたのだ。
学校に軍国主義が浸透した段階で、校庭にも植えられることが奨励されていった。
学校に桜がたくさん植えられたのは、そういった軍国主義の影響なのである




東京書籍 (著:東京雑学研究会)
「雑学大全」
JLogosID : 12670323

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出版社:東京書籍[link]
編集:東京雑学研究会
価格:2,160
収録数:1000
サイズ:26x19x4cm(B5判)
発売日:2004年8月
ISBN:978-4487799473

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