MENU
    全辞書一括検索 by JLogos

雑学大全生物の不思議 > 昆虫

アメンボ①
【東京雑学研究会編】

§アメンボでも溺れることがある?

池や湖、小川などの水面を、すいすい滑って自由自在に移動する昆虫が、アメンボである。アメンボという名前は、焦げた飴のような匂いを出すからだといわれている。
アメンボの不思議な能力は、水の表面張力を利用したものである。アメンボの全身は、水に濡れない細かい毛でおおわれている。中でも、足の節と、後ろ足の下半分は、防水性の毛が層をなしており、水に触れるのはこの毛の層だけなのである
アメンボの足と水の分子とが引き合う力よりも、水の分子同士が引き合う力のほうが大きいので、アメンボは沈んだりせずに、水の上を移動できるのである
また、ほとんどの昆虫は、足の先にツメがあるが、アメンボのツメは高い位置にあるので、とがった先端が水の表面の膜を傷つけ、表面張力を消してしまうこともない。
アメンボは、短い前足と、長い中足、後ろ足を持っている。短い足は、ふだんは頭の下にそろえられて体の支えになっており、中足と後ろ足を、オールのように動かして水面を進む。このように、アメンボの体全体が、水面で活動するために、都合がいい仕組みになっているのである




東京書籍 (著:東京雑学研究会)
「雑学大全」
JLogosID : 12670028

この辞典の個別アプリ

雑学大全
「働きバチは1日6時間しか働かない」など、知的好奇心をそそる雑学の集大成。全1000項目を収録したアプリ。

【辞典内Top3】 握手  凸凹  恐竜の交尾?  
【関連コンテンツ】

関連辞書

雑学大全2 暦の雑学事典 日本史の雑学事典 道と路がわかる事典 

関連書籍

 東京書籍「雑学大全」

出版社:東京書籍[link]
編集:東京雑学研究会
価格:2,160
収録数:1000
サイズ:26x19x4cm(B5判)
発売日:2004年8月
ISBN:978-4487799473

JLogosPREMIUM(100冊100万円分以上の辞書・辞典使い放題/広告表示無し)は各キャリア公式サイトから

             × 閉じる

収録辞書全リスト