第24回参議院議員通常選挙
【さんぎいんぎいんつうじょうせんきょ】
参議院全議員242人のうち、半数の121人が2016年7月25日に任期満了を迎えるのに伴い、6月22日公示、7月10日投・開票が行われる参議院議員通常選挙。
2015年7月28日に公職選挙法が改正されたことから、今回の選挙から定数を10増10減に変更。改選121議席は選挙区73議席、比例区48議席となる。
定員増となるのは北海道、兵庫県、福岡県の各選挙区が、定数6改選数3(現行:定数4改選数2)となる。また、東京都選挙区は定数12改選数6(現行:定数10改選数5)、愛知県選挙区は定数8改選数4(現行:定数6改選数3)となる。
定員減となるのは宮城県、新潟県、長野県の各選挙区が、定数2改選数1(現行:定数4改選数2)に削減。鳥取県、島根県の各選挙区と、徳島県、高知県の各選挙区を合併して定数2改選数1とする。
また、2015年6月17日の公職選挙法改正で、選挙権年齢が20歳以上から18歳以上に引き下げられた初の選挙となる。
選挙戦の争点としては、消費税の10%引き上げを再延期したことで、アベノミクス政策の是非を問う攻防が予想される。また、安倍晋三首相が推し進める憲法改正も争点となる可能性がある。
| 時事用語のABC (著:時事用語ABC編集部) 「時事用語のABC」 JLogosID : 14425644 |