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ねんきん定期便
【ねんきん・ていき・びん】

年金受給額の見込みに関する通知
公的年金の加入者全員に、保険料の納付記録や年金受給額の見込みを郵送で通知するしくみ。9月の臨時国会のとき、安倍晋三首相の所信表明演説で「ねんきん定期便」の早期実施が取り上げられた。
毎年1回のペースで通知することから定期便と呼ばれている。年金の受給額を知ることで、国の年金制度に対する不信感を払拭し、信頼を取り戻すために実施される。
ねんきん定期便には、これまでの加入期間、納付した保険料の総額、受給見込みの年金額などの情報が記載される。公的年金の加入者は約7000万人に上るが、全員に定期便を送る費用は、年間約110億円に達すると試算されている。
![]() | 時事用語のABC (著:時事用語ABC編集部) 「時事用語のABC」 JLogosID : 14425318 |