ニコニコ超会議
【にこにこちょうかいぎ】
株式会社ドワンゴが主催するイベント。年1回、4月下旬に千葉県の幕張メッセにて開催されている。初回は2012年。2回目の2013年ともに赤字を出していたこともあって、次年の開催が必ずしも確約されていないなかでの開催であったが、2014年4月26日27日に行われた第3回では、翌2015年4月に第4回が開催されることが正式発表された。ニコニコ超会議はその名のとおり、株式会社ドワンゴおよび子会社の株式会社ニワンゴが企画・開発・運営するWebサイト「niconico」「ニコニコ動画」の関連イベントである。コンセプトは「ニコニコ動画のすべて(だいたい)を地上に再現する」。「niconico」は2006年末に「ニコニコ動画」として創設され、その後付随サービスが多数開設されるに伴い、それらの総称として、2012年以降は「niconico」が正式呼称となった。「ニコニコ動画」はノンジャンルの動画投稿・共有サイトであり、そのコンテンツの多様性がニコニコ超会議ではそのまま現出することとなる。そのため、出し物・催し物に統一性はほとんどなく、カオスぶりが甚だしい。第3回の代表的な催し物やゲストは以下のとおり。・安倍首相 / ふなっしー・幕内力士を招いての「大相撲超会議場所」・「熱湯風呂」「落とし穴」・「世界一のモヒカン」制作企画・陸上自衛隊によるヘリ「アパッチ・ロングボウ」展示・海上自衛隊による護衛艦「しまかぜ」模擬演習・キーボーディスト向谷実プロデュースで「ブルートレイン」大阪-東京間運行・有人潜水調査船「しんかい6500」展示・JAXAによる「ロケット」の部分展示・新江ノ島水族館から「ダイオウグソクムシ」展示・専門誌による「痛車」展示・高さ5mの「ボルダリング」コーナーなど第3回の来場者数は12.5万人。niconicoの一サービスである「ニコニコ生放送」を利用したネット視聴による参加者は、その60倍以上の約760万人に上った。
| 時事用語のABC (著:時事用語ABC編集部) 「時事用語のABC」 JLogosID : 14425580 |