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教育再生会議
【きょういく・さいせい・かいぎ】
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教育の再生について議論する首相の諮問機関
生徒の学力向上や教員の資質向上など教育の再生について議論する内閣総理大臣(首相)の諮問機関。10日の閣議で教育再生会議の設置が決まった(閣議決定)。
教育再生会議には、21世紀の日本にふさわしい教育体制を構築し、教育の再生を図るという目的がある。安倍首相が所信表明演説で取り上げた教員免許の更新制と学校の外部評価の義務化が議論の焦点となる。また、安倍氏の持論である大学への9月入学や入学前の半年間のボランティア義務化、教育バウチャー制度の導入なども議論の範囲に入りそうだ。
教育再生会議の構成メンバーは、開催者の首相をはじめ、官房長官と文部科学大臣、そして複数の有識者からなる。2001年にノーベル化学賞を受賞した野依良治氏が会議の座長を務めることになった。
教育再生会議の第1回目の会合は18日に開かれる。その後、2007年3月に中間報告、同年12月に最終報告をまとめる方針だ。
![]() | 時事用語のABC (著:時事用語ABC編集部) 「時事用語のABC」 JLogosID : 14425315 |