【時事用語のABC】時事用語アーカイブ > 生活
アスパルテーム
【あすぱるてーむ】

aspartame
砂糖のような甘みをもつアミノ酸系の人工甘味料
砂糖の約200倍の甘みをもっているため、わずかの分量で砂糖と同等の甘みを出すことができる。ダイエット食品や糖尿病の治療食品などにも応用されている。
アスパルテームは、1965年に化学物質として初めて人工合成された。当初は医薬品の開発が目的だったようだが、甘みがあることに気づいたのは偶然の発見らしい。現在では、ダイエット用炭酸飲料やデザートなどの食品に添加され、シュガーレスによる低カロリーを実現するものとして重宝されている。
味の素は、1982年にアスパルテームを大量に製造する技術の開発に成功し、特許を取得した。現在、このアスパルテームを加工した一般向け商品「パルスイート」の販売で、圧倒的なシェアを握っている。
![]() | 時事用語のABC (著:時事用語ABC編集部) 「時事用語のABC」 JLogosID : 14425146 |