MENU
    全辞書一括検索 by JLogos

時事用語のABC時事用語アーカイブ > 生活

ガリ版
【がりはん】

mimeograph

鉄筆を使って印刷する簡易コピー機のこと
蝋(ろう)を引いた原紙に鉄筆で文字や図形などを描き、このようにして作った型紙を絹スクリーンに密着させて上からインクのついたローラーで押圧して印刷するもの。謄写版ともいう。
ガリ版の名前は、鉄筆で原紙をこするときの「ガリガリ」という音に由来する。
原形はエジソンにまでさかのぼるらしいが、1894年に滋賀県出身の堀井新治郎によってガリ版の印刷機が発明された。その後、学校や官公庁などで普及し、学級新聞や同人雑誌など部数の少ない出版物向けの印刷技術として親しまれてきた。
ところがコピー機やパソコンといった新しい技術に取って代わられ、ガリ版の役割は終わりを迎えつつある。現在、ガリ版文化を残そうという市民ネットワークが動き出した。
帝国データバンクによると、堀井新治郎らが創業した「ホリイ」は、今年に入って2度目の不渡りを出し、事実上倒産した。負債総額は2001年末で約76億円だったという。




時事用語のABC (著:時事用語ABC編集部)
「時事用語のABC」
JLogosID : 14425137


【辞典内Top3】 離党勧告  園遊会(2014年春)と招待者  アポ電詐欺・強盗  
【関連コンテンツ】

関連辞書

福武国語辞典 カタカナ語の辞典 

関連書籍

 時事用語のABC「時事用語のABC」

JLogosPREMIUM(100冊100万円分以上の辞書・辞典使い放題/広告表示無し)は各キャリア公式サイトから

             × 閉じる

収録辞書全リスト