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道と路がわかる事典4章 道の由来と文化 >

道の駅
【みちのえき】

道路にも駅がある?

鉄道に駅があるように、道路にも駅があっていいのではないか。そういった発想から生まれたのが「道の駅である。途中下車が許されない高速道路では、サービスエリアパーキングエリアは必要不可欠な施設だが、一般道路では、どこへでも自由に立ち寄ることができるため、必ずしも必要な施設とはいえない。そのせいか、一般道路ではこれまで、サービスエリア的な施設はあまり重要視されていなかった。道路はもっぱら車が走るためのもので、車がスムーズに走行できることを主眼に置いた整備が進められてきたのだ。
しかし、レジャーの多様化により長距離ドライブ楽しむ人が増え、そういう人たちが安全で快適なドライブをするために、くつろげる空間が必要になってきた。だが、駐車場トイレレストランといった、ドライバーたちのためだけの休憩施設にとどまらず、その地域の農産物や特産品を販売したり、歴史文化、観光などの情報発信基地として、地域の活性化をもはかることができる施設にすることが、道の駅の狙いでもあった。
一九九三(平成五)年に第一次分として一〇三か所の道の駅が登録された。道の駅は各地で大きな反響を呼んだ。農産物の販売が増加し、農家の生産意欲が向上した。今まで知られていなかった名所などの情報を発信したことによって、観光客が増えた。道の駅を通して、地域の人々の交流が盛んになった、などなど。その波及効果は予想以上のものであった。
平成一二年現在で、道の駅は全国で五五〇か所あまりにまで達し、さらに増加する見込みである。最近では温泉や宿泊施設、公園、博物館などを併設した道の駅まであり、今後ますます個性ある道の駅が、各地で誕生していくものとみられている。




日本実業出版社 (著:浅井 建爾)
「道と路がわかる事典」
JLogosID : 5060080


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出版社:日本実業出版社[link]
編集:浅井 建爾
価格:1,620
収録数:255
サイズ:18.6x13.4x2cm(-)
発売日:2001年11月
ISBN:978-4534033154

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