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暦の雑学事典5章 季語と年中行事の雑学 > 水無月

半夏生
【はんげしょう】

 夏至は太陽の黄経が九○度に達し、北半球において最も昼が長くなる日。新暦では六月二二日頃だが、旧暦では夏至を含む月が五月とされた。高緯度地方では白夜のピークとなり、北緯六六度以上では一日中、太陽が沈まない。
 日本では田植えの時期にあたるので、とくに夏至に関係した行事はない。ただ、夏至から一一日目の半夏生(七月二日頃)の日には、大地が毒を含んで毒草を生じるという言い伝えがあり、野菜を食べることを禁じたり、種まきを禁じたりといった物忌みの風習がある。半夏とはサトイモ科カラスビシャク(毒草・薬草)のことで、半夏生とは半夏が生える時節という意味である




日本実業出版社 (著:吉岡 安之)
「暦の雑学事典」
JLogosID : 5040141


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出版社:日本実業出版社[link]
編集:吉岡 安之
価格:1,404
収録数:198
サイズ:18x13x1.8cm(-)
発売日:1999年12月
ISBN:978-4534030214

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