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日本語使いさばき辞典 >

「文章」に関する故事・成語・ことわざ

[起承転結(きしょうてんけつ)]漢詩の句の配列のしかた。特に絶句における句の配列で、第一句(起句)で言い起こし、第二句(承句)でそれを受け、第三句(転句)でその意を転じて変化を与え、第四句(結句)で全体をまとめていく。
[言文一致(げんぶんいっち)]話し言葉の表現と書き言葉の表現とを同じにすること。文章を話し言葉に近づけ、口語文体の完成を目指した明治初期の言文一致運動をいう。
[椽大(てんだい)の筆(ふで)]屋根を支える垂木(たるき)のように大きな筆のこと。転じて、堂々として立派な文章のことをいう。
[同文同種(どうぶんどうしゅ)]使用する文字も同じ、人種も同じであること。《類》「同種同文(どうしゅどうぶん)」
[筆紙(ひっし)に尽(つ)くし難(がた)い]文章ではとても言い表せないということ。《類》「筆舌(ひつぜつ)に尽(つ)くし難(がた)い」
[舞文曲筆(ぶぶんきょくひつ)]自分に都合のよいように巧みに文章や言葉を操ること。《類》「舞文弄法(ぶぶんろうほう)」「舞文巧法(ぶぶんこうほう)」
[文章(ぶんしょう)は経国(けいこく)の大業不朽(たいぎょうふきゅう)の盛事(せいじ)なり]文章は国を治めることにも匹敵する大事業で永遠に朽ちることのない盛大な事業であるという意。転じて、文章は滅することなく永遠に伝わるということ。
[文(ぶん)は人(ひと)なり]文章は筆者の性格、考えが表れるものだから、書いた物を見ればその人物が判断できるということ。
[文(ぶん)は武(ぶ)に勝(まさ)る]言論が人びとに訴える強さは、武力による強さよりずっと勝っている。《類》「ペンは剣(けん)よりも強(つよ)し」
[文(ぶん)を属(しょく)す]文章をつづる。




あすとろ出版 (著:現代言語研究会)
「日本語使いさばき辞典」
JLogosID : 4382168


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出版社:あすとろ出版[link]
編集:現代言語研究会
価格:3,024
収録数:740語
サイズ:22x15.6x3cm(B6判)
発売日:1997年9月
ISBN:978-4755508288

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