【日本語使いさばき辞典】 >
「多少」に関する故事・成語

[一紙半銭(いっしはんせん)]紙一枚と銭(ぜに)五|厘(りん)というように、ごくわずかなもののたとえ。
[九牛(きゅうぎゅう)の一毛(いちもう)]たくさんの牛の中の一本の毛の意から、多勢の中のごく少数のこと。
[千万無量(せんまんむりょう)]はかることができないほどに数が多いこと。
[多士済済(たしせいせい)](⇒「偉人(いじん)」92ページ)
[多事多端(たじたたん)]仕事が多く忙しいこと。
[多事多難(たじたなん)]世間が騒がしく事件が多いこと。
[多多益益弁(たたますますべん)ず]多ければ多いほど、うまくやっていける。出典は『漢書(かんじょ)』。《類》「多多益益可(たたますますか)なり」
[門前市(もんぜんいち)を成(な)す]その家を訪問する者が多く、にぎわうことのたとえ。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「日本語使いさばき辞典」 JLogosID : 4382115 |