白・黒系の色
[真っ黒]黒黒(くろぐろ)・墨色(すみいろ)・墨色(ぼくしょく)・漆黒(しっこく)
[ヤシの一種の檳CID(7812)子で染めた、江戸時代の最高級の黒]檳CID(7812)子黒(びんろうじぐろ)
[青みがかったつややかな黒【口絵099】]濡色(ぬれいろ)・濡烏色(ぬれからすいろ)・烏羽色(からすばいろ)・烏(からす)の濡(ぬ)れ羽色(ばいろ)・濡(ぬ)れ羽色(ばいろ)
[藍の色合いを含んだ黒【口絵100】]藍墨茶(あいすみちゃ)
[江戸時代の染匠、吉岡憲法が創案した黒茶色【口絵101】]憲法色(けんぼういろ)・憲房色(けんぼういろ)・憲法色(けんぽういろ)・憲房色(けんぽういろ)・セピア色(いろ)
[真っ白]純白(じゅんぱく)・雪白(せっぱく)・白妙(しろたえ)・白CID(17788)(しろたえ)
[空木(うつぎ)の花、卯の花のようなやわらかい白【口絵102】]卯花色(うのはないろ)
[やや黄みのあるオフホワイト【口絵103】]練色(ねりいろ)・鳥(とり)の子色(こいろ)・乳白色(にゅうはくしょく)・象牙色(ぞうげいろ)・アイボリー
[やや灰みのあるオフホワイト【口絵104】]灰白色(かいはくしょく)・亜麻色(あまいろ)・真珠色(しんじゅいろ)
[墨のような黒に近いグレー]墨染(すみぞめ)
[墨を薄めたようなグレー]薄墨色(うすずみいろ)
[墨染よりも薄いグレー。平安時代の喪服の色【口絵105】]鈍色(にびいろ)・鈍色(にぶいろ)・鈍(にび)・錫色(すずいろ)・錫紵(しゃくじょ)(天皇の喪服に)
[やや青みの鈍色【口絵106】]青鈍(あおにび)
[ヌルデの枝に虫が寄生してできるこぶ(付子(ふし)または五倍子(ごばいし))で染めた薄墨色。喪服に用いられた【口絵107】]空五倍子(うつぶし)色(いろ)
[混じりけのない無彩色のグレー]素鼠(すねず)・素鼠(すねずみ)・鼠色(ねずみいろ)
[灰汁のような濁ったやや黄みのグレー【口絵108】]灰汁(あく)色(いろ)
[銀のような光沢のある明るい鼠色]白鼠(しろねず)・白鼠(しろねずみ)
[白鼠より少し暗い、薄いグレー【口絵109】]銀鼠(ぎんねず)・銀鼠(ぎんねずみ)・銀灰色(ぎんかいしょく)・シルバーグレー
[桜色を鼠かがらせたグレー]桜鼠(さくらねず)・桜鼠(さくらねずみ)・シルバーピンク
[緑がかったグレー【口絵110】]利休鼠(りきゅうねず)・利休鼠(りきゅうねずみ)
[粋(いき)な感じの水色がかったグレー【口絵111】]深川鼠(ふかがわねず)・深川鼠(ふかがわねずみ)
[藍みがかったグレー]藍鼠(あいねず)・藍鼠(あいねずみ)
[鳩の羽根のような紫がかったグレー【口絵112】]鳩羽鼠(はとばねず)・鳩羽鼠(はとばねずみ)・鳩羽色(はとばいろ)
| あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「日本語使いさばき辞典」 JLogosID : 4381257 |