【四字熟語】四字熟語 > 文人墨客の意匠惨憺
向壁虚構
【きょうへききょこう】

虚構の作品や、偽造の物のたとえ。直訳すると、壁に向かって沈思黙考し、心の中に現実にないことを構想すること。構は、構える、組み立てるの意。向壁は、虚構するときの状態を表わす。流行作家も、ホテルの壁をにらんで、想を練ったりする。『説文解字叙』。
向壁虚造。郷壁虚造。
![]() | 日本実業出版社 (著:真藤 建志郎) 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 4373356 |