【四字熟語】四字熟語 > 男子本懐の巣林一枝
失意泰然
【しついたいぜん】

自処超然、人処藹然、有事斬然、無事澄然、得意憺然、失意泰然と続く「六然」の結句。「自ら処するに超然、人に処するに藹然、事有るときは斬然、無事に澄然、得意なるとき憺然、失意なれば泰然」という明の朱子学者崔銑の言葉。世俗の物事に拘泥せず、人には和やかに応対し、事あれば心新たに対処、無事ならば明鏡止水の心で、得意なら心を静め、失意凋落に際しては泰然自若にという意味。『百朝集』。
得意淡然。
![]() | 日本実業出版社 (著:真藤 建志郎) 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 4373234 |