【四字熟語】四字熟語 > 事業経営は創業守成
泣斬馬謖
【きゅうざんばしょく】

「泣いて馬謖を斬る」。法や組織の規律を厳守し体制を守るため、上司が私情を捨て可愛い部下を処断すること。三国時代の建興六年(二二八)、蜀の諸葛孔明は北伐の軍を漢中に進め、腹心の部下馬謖を指揮官とし、糧道の死守を命じた。が、功をあせった馬謖は、魏軍を一気に攻め逆に包囲されて破れた。息子のように可愛がっていた武将であったが、命令違反のかどで、涙をのんで首を斬った。『十八史略』三国。
![]() | 日本実業出版社 (著:真藤 建志郎) 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 4373232 |