【四字熟語】四字熟語 > 女性讃美の美辞麗句
糟糠之妻
【そうこうのつま】

貧乏時代、苦労をともにしてきた妻のこと。糟糠は、酒のかすと米の糠。転じて、貧者の粗末な食物のたとえ。後漢の光武帝が宋弘に、富貴の身になったら妻を代えたらどうか、とほのめかしたとき、宋弘は次のように答えたという。「貧賎ノ交ハリハ忘ルベカラズ、糟糠ノ妻は堂ヨリ下サズ」と。『後漢書』宋弘伝。
![]() | 日本実業出版社 (著:真藤 建志郎) 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 4373059 |