【四字熟語の辞典】ち >
長広舌
【ちょうこうぜつ】

【意味】長々と喋り立てること。「広長舌」の転。
【用例】●彼の長広舌をいくら聞いていても、具体的に見えてくるものは何一つない。現実性を欠いた講師の長広舌に、聴衆は飽き飽きしている。
【出典】徳富蘆花『思出の記』
【参考】仏の三十二相の一つで、舌を伸ばし広げると顔を覆うほどになるという相を「広長舌」といい、転じて雄弁の意味を表す。
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 5560803 |