「できる」ようになるのにはいきなり「できる」ようになっているわけではなくて「知る」と「わかる」と
【名言名句】
「できる」ように
なるのにはいきなり「できる」ようになっているわけではなくて「知る」と「わかる」という段階を踏んでいるんです
【解説】
「できる」ようになるためには、なぜ自分はそのことができないのかがとらえられなければならない。まず、できない原因を「知る」。原因を知ったら、次に、どうすればその原因を解決できるかを理解する。つまり、どうすればできるようになるかが「わかる」。平尾は、このような学習プロセスこそ、学習者に達成感をあたえるとともに、さらなるやる気を喚起させるのであるという。人を指導する立場にある者にとって、参考にしたい考え方である。
【作者】平尾誠二
【生没年】1963~
【職業】ラグビー選手・指導者
【出典】『勝利のチームメイク』
【参考】平尾はまた、やる気にも、「上から強制的にノルマを与えられて『やらないかんな』というやる気と、『これは自分にとって本当に必要なことだ』と自分で気づいて、内面からわき上がる内発的なやる気」があって、後者のやる気をもって練習した方が伸びが大きいという。
| あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「名言名句の辞典」 JLogosID : 5450666 |