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東洋医学のしくみ2章 東洋医学ではこう考える >

病気が起こるメカニズム
【びょうきがおこるめかにずむ】

病気はどうして起こるのか

◆病気が起きる4つのメカニズム
 東洋医学では、人体の基本的な構成要素である「気・血・津液」に何らかのトラブルがあったときに病気が起こると考えます。ですから、どんな病気でも元をたどれば「気・血・津液」の異常に行きつくのです。この異常が起こす病気のメカニズムは、次の4つに大別されます。
気血失調
邪正盛衰
陰陽失調
臓腑経絡の失調


◆複数の視点で病気をとらえる
 以上の4つは、「~という病は臓腑の失調から起こる」「~は陰陽の失調から」というように、病気の原因を限定するものではありません。
 4種のどれかだけで起こる病気もありますが、この4つは、ある症状の正体を知るための視点と考えるといいでしょう邪正盛衰の視点で考えれば正気の不足、陰陽失調で見れば陽の過多というふうに、複数の視点から見ていくのです。




日本実業出版社 (著:関口善太)
「東洋医学のしくみ」
JLogosID : 5030051


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 日本実業出版社「東洋医学のしくみ」

出版社:日本実業出版社[link]
編集:関口善太
価格:1,620
収録数:115
サイズ:20.8x14.8x1.6cm(A5判)
発売日:2003年7月
ISBN:978-4534036179

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