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標準治療病名 > 歯科・口腔外科

歯根嚢胞
【しこんのうほう】

Radicular Cyst

歯根嚢胞

 体の中に病的に作られた袋状のものを嚢胞と呼び、歯の炎症が原因で歯根の先にできた嚢胞を歯根嚢胞といいます。袋の中は液体や半液体状のものがたまっています。原因は、むし歯によることが多く、進行すると歯の神経が壊死(えし)し顎骨中の根の先に嚢胞が形成されます。そのほか過去に根管治療(根の治療)を行っていても細菌感染を起こしできる場合もあります。歯根嚢胞は顎にできる嚢胞の中で最も頻度が高く、ほとんどが上顎の前歯部に発生します(図1:上顎前歯部の歯根嚢胞)。




寺下医学事務所 (著:寺下 謙三)
「標準治療」
JLogosID : 5035529

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出版社:日本医療企画[link]
編集:寺下 謙三
価格:5,142
収録数:1787疾患
サイズ:21.8x15.6x6.6cm(A5判)
発売日:2006年7月
ISBN:978-4890417162

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