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標準治療病名 > 東洋医学

更年期障害(東洋医学)
【こうねんきしょうがい(とうよういがく)】

Climacteric Disturbance

更年期障害(東洋医学)

 この病気は、女性ホルモンの低下によって起こると考えられています。主な症状は、ホットフラシュ、冷え、めまい、頭痛、うつ的な気分など多彩な症状が、移動したりまたは固定的に出現したりします。同じような症状は、更年期以外の時期にも現れることがあります。ちょうど閉経時期にみられることが多いので、更年期障害と名づけられたのだと思います。
 昔、「血の道」とよばれた状態は、この更年期障害より広い病気の概念と考えられます。西洋医学では、最近では女性ホルモンを補充することがよく行われており、症状の改善や、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の抑制効果が期待できるといわれています。しかし、なかには副作用がでたり、不自然と考えてこうした治療に抵抗感を覚える方もいます。更年期障害に対する漢方治療は、症状の改善に関しては、効果的な場合が少なくありません。ホルモン補充療法を行わない場合には、漢方治療を試みることは大いにすすめられる治療法の1つと考えています。




寺下医学事務所 (著:寺下 謙三)
「標準治療」
JLogosID : 5035386

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