MENU
    全辞書一括検索 by JLogos

標準治療病名 > 東洋医学

気管支喘息(東洋医学)
【きかんしぜんそく(とうよういがく)】

Bronchial Asthma

気管支喘息(東洋医学)

 気管支の慢性炎症とするのが最近の考え方です。この炎症のために気管支の粘膜が外からの刺激に敏感となり、気管支が細くなって、ぜいぜいしたり(喘鳴〈ぜんめい〉)、息切れ(呼吸困難)をきたします。西洋医学では、炎症を抑えるために、副腎皮質ホルモンの吸入薬を中心に、気管支を拡げる薬や、アレルギーとの考えで抗アレルギー薬を使用するのが一般的でしょう。患者さんの中には、こうした薬剤を長期に服用することに不安を抱いている方も多いものです。またこれらの薬剤を服用していても、症状のコントロールが十分でないという方もいます。漢方治療でも決して容易ではありませんが、漢方治療を併用することにより、よりよい症状の改善が得られたり、さらに西洋薬を減量したりあるいは服用の必要がなくなる方も結構います。難治ではあっても、いや難治だからこそ、漢方治療を積極的に考えてみたらと思います。




寺下医学事務所 (著:寺下 謙三)
「標準治療」
JLogosID : 5035376

関連電子書籍

私を救う医者はどこ?
【著者より】病の恐れをひとり抱えている時、身内に重病の患者が出た時、あなたは何を頼りにしますか。特効薬?最新設備の病院?何より大切なのは、あなたの決断を親身になってサポートする医療判断医なのです。…

【辞典内Top3】 感冒様症状  併診  粘稠性  
【関連コンテンツ】

関連辞書

薬局にあるクスリ辞典 東洋医学のしくみ 

関連書籍

 寺下医学事務所「標準治療」

出版社:日本医療企画[link]
編集:寺下 謙三
価格:5,142
収録数:1787疾患
サイズ:21.8x15.6x6.6cm(A5判)
発売日:2006年7月
ISBN:978-4890417162

JLogosPREMIUM(100冊100万円分以上の辞書・辞典使い放題/広告表示無し)は各キャリア公式サイトから

             × 閉じる

収録辞書全リスト