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標準治療病名 > 小児科

溶連菌感染症(小児)
【ようれんきんかんせんしょう(しょうに)】

β-Hemolytic Streptococcal Infection

 いわゆる小児科診療における溶連菌感染症は、A群β溶血性連鎖球菌という細菌による感染症をいいます。感染部位は上気道といわれる部位における呼吸器感染で、具体的には鼻粘膜、咽頭粘膜、扁桃(へんとう)腺であることが一般的です。感染経路は咳や唾液などによる飛沫感染(ひまつかんせん)がほとんどと考えられます。幼児や学童児に多く、保育園、幼稚園や学校などの集団の中で流行を認めることもあります。溶連菌感染症は、溶連菌のつくる毒素により急性期に様々な症状がでますし、引き続いて急性糸球体腎炎やリウマチ熱といった病気の原因にもつながるので注意が必要です。




寺下医学事務所 (著:寺下 謙三)
「標準治療」
JLogosID : 5035274

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編集:寺下 謙三
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サイズ:21.8x15.6x6.6cm(A5判)
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