【5つ星駅弁空弁】北海道 > 遠軽駅
かにめし
【かにめし】

駅の立ち売りが風物詩、カニの香り高き一品

平成元年に名寄本線が廃線となって、残った石北本線の列車はここでスイッチバックし、次の駅へと進むスタイルになった。その作業のための数分間の停車中にホームで立ち売りされるのが、かにめし。それ以前から人気の弁当として知られていたが、今ではこの立ち売り、売り子に次々と乗客が声をかける、駅の風物詩的な光景となっている。
さて、かにめしは、ご飯の上にたっぷりのズワイガニやタラバガニのほぐし身。これに錦糸卵、刻み海苔、紅生姜が盛りつけられている。付け合わせにはカズノコのワサビ漬けとしば漬けが入っているが、ふたを開けると、カニの香りが快く鼻をくすぐる。カニ本来のうまさを引き出す調理法で評価が高い。
【問い合わせ先】
岡村べんとう屋(おかむらべんとうや)
電話:01584-2-2023
住所:北海道紋別郡遠軽町岩見通南1-2-23
【買える場所】
遠軽駅ホーム立ち売り、特急「オホーツク」車内(予約制)/通年販売
価格:900円(最新価格はご確認ください)
![]() | 東京書籍 (著:小林しのぶ) 「5つ星の駅弁空弁」 JLogosID : 8567223 |