【全国五つ星の手土産】近畿 > 滋賀県

チーズケーキ[アンデケン]
【ちーずけーき】

シンプルな中に独自の工夫が光る
地元民に愛される名物ケーキ

創業時は和菓子店だったが、昭和40年に洋菓子専門店の十一家を開店、やがてチーズケーキのアンデルセンを名乗り、平成11年から現在の名称に変わったアンデケン。「都会で売れている商品をそのまま作らず、地域に合った、アンデケンならではのお菓子作りを心がけています」というこの店のケーキはひと味違う。
代表銘菓のチーズケーキはスフレタイプで、ふわふわすべすべ。口の中でふっと溶けるようで、後にはミルキーな香りが広がる。オランダ産ゴーダチーズを使って独自の風味を引き出し、上にのせたパイナップルが全体を引き締める、創業以来の人気の品だ。バームクーヘンも、近江レンガと名づけられたプチケーキも、ほどよい甘みと心地よい食感、後口のよさ、そして独特の豊かな香りがすばらしい。新鮮さを大切に、よけいな添加物を使わず一つ一つが手作りという、その温もりがいい。

東京書籍 (著:岸　朝子／選) 「全国五つ星の手土産」 JLogosID : 14071816