MENU
    全辞書一括検索 by JLogos

雑学大全2そーだったんだ! > 由来

しっぺい返し
【しっぺいがえし】

「しっぺ」ではなく、本来は「しっぺい」

「すぐにもどってくる仕返し」の意味で、よく「しっぺ返しをくらった」といったりするが、この「しっぺ返し」は、正確には「しっぺい返しである。「しっぺい」とは、禅宗の僧侶が使う道具で、漢字では「竹篦」と書く。竹篦とは、細長く割った竹を合わせてつくった板のようなもので、座禅の途中で、雑念があって体が揺れたり、眠りそうになったときに、後ろからバシッとやられる、あれである。この竹篦をなぜ「返す」のかというと、僧侶が交代で竹篦を打つ役をしたからである。つまり、打たれた者が打つ側になることもあるからというわけだ。ちなみに、罰ゲームなどでおなじみの二本の指で相手の手首や手の甲を打つ「しっぺ」も、本来は指「しっぺい」である




東京書籍 (著:東京雑学研究会)
「雑学大全2」
JLogosID : 14820387

この辞典の個別アプリ

雑学大全2
浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾アプリ。

【辞典内Top3】 手のひらを太陽に  火元責任者  八丁堀の旦那  
【関連コンテンツ】

関連辞書

雑学大全 暦の雑学事典 日本史の雑学事典 道と路がわかる事典 

関連書籍

 東京書籍「雑学大全2」

出版社:東京書籍[link]
編集:東京雑学研究会
価格:2,160
収録数:1000
サイズ:25.6x18.4x3.6cm(B5判)
発売日:2004年8月
ISBN:978-4487801305

JLogosPREMIUM(100冊100万円分以上の辞書・辞典使い放題/広告表示無し)は各キャリア公式サイトから

             × 閉じる

収録辞書全リスト