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雑学大全生活 > 服装

ネクタイ①
【東京雑学研究会編】

§ネクタイはもともと妻の愛情の印だった!

ネクタイは今日、男性の背広のみならず女学生の制服や子どものフォーマル・ウェアにも人気のオシャレ用品である
その歴史は、なんとローマ帝国時代の紀元一世紀末にまでさかのぼる。
ネクタイという言葉は、英語のNECKTIEから来ているが、ローマ帝国の頃は、ネックロースなどと呼ばれていた。形も今とは違い、スカーフネッカチーフのように首にまいていたようだ
しかも当時のネクタイは、オシャレとして身につけていたわけではない。北方の国境警備隊の兵士の妻や家族が、無事を祈って夫や恋人に贈ったものなのだ。遠方の地で兵士はそれを首にまき、故郷に残した妻子や恋人に思いを馳せたのである。いわば離れた者同士をつなぐ、愛のシンボルともいうべき布だったのだ。今でも、「あなたに首ったけ」なる気持ちをこめて男性にネクタイを贈る習慣があるのは、その名残なのかもしれない。




東京書籍 (著:東京雑学研究会)
「雑学大全」
JLogosID : 12670743

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出版社:東京書籍[link]
編集:東京雑学研究会
価格:2,160
収録数:1000
サイズ:26x19x4cm(B5判)
発売日:2004年8月
ISBN:978-4487799473

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