【雑学大全】生物の不思議 > 植物
クローバー②
【東京雑学研究会編】

§クローバーは最初詰め草だった
クローバーが日本にやってきたのは江戸時代のこと。オランダから医療道具を輸入した際、荷物がこわれないようにすき間に詰められていたのが、野生化して広がった。シロツメクサという名は、すき間に詰められていたことから、「白い詰め草」に由来する。
珍しいとされてきた四葉のクローバーだが、一九五〇年には四葉の種が発見された。種さえあれば、わざわざ突然変異を捜さなくても、誰でも栽培して増やせるので、ありがたみが薄れてしまいそうだ。
ちなみに、四葉以上のクローバーも幸運のしるしとされている。五葉は金銭を、六葉は地位・名誉を手に入れることを意味し、七葉は九死に一生を得るしるしだという。
![]() | 東京書籍 (著:東京雑学研究会) 「雑学大全」 JLogosID : 12670286 |