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缶詰①
【東京雑学研究会編】

§缶詰を世界で最初に考えたのは誰?
スーパーへ行くと、棚にずらりと並んでいる缶詰、長期保存もできとても便利だ。最近の缶詰は、味つけもこっていて何かと忙しい現代人には実にありがたい存在である。
さて、この缶詰の仕掛け人、実はかの有名なナポレオンだったといわれる。
もともとは、ナポレオン軍が転戦の際食料保存に困り、何か良い方法はないものかと、悩んでいた。
そこで、ナポレオンが賞金をだして良いアイディアを募集したところ、フランス人のフランソワ・アペールが、一七九五年にまず保存がきくビン詰保存法を発見した。それをイギリス人のピーター・デュラントが錫メッキの鉄製の容器に応用して、今の缶詰が生まれたのだ。
この缶詰、イギリスでは海軍の保存食として重宝していたらしい。
![]() | 東京書籍 (著:東京雑学研究会) 「雑学大全」 JLogosID : 12670226 |