【紅茶辞典】製造工程名 > 茶葉名
半発酵茶
【はんはっこうちゃ】

half-fermented tea
茶葉の製造工程のひとつ。
一般的に「茶」と呼ばれるものは数々の種類があるが、これらは全て同じ茶樹から作られており、その製造方法の違いによって紅茶や緑茶、ウーロン茶などのグループに分けられる。その中でも紅茶に近い水色のウーロン茶は「半発酵茶」と呼ばれ、発酵を途中で止めて作られる。少しでも発酵の工程があることによって、緑茶独特の風味(渋み・苦味)が弱まり、紅茶に近い味になっている。一方、発酵を充分発酵させて作る紅茶は「発酵茶」、葉を発酵させないように摘んだ葉を熱して酸化酵素を破壊して作るのが緑茶などの「不発酵茶」とよばれる。
![]() | Ea,Inc. (著:末広美津代) 「紅茶辞典」 JLogosID : 10000102 |