【東京辞典】東京都23区 > 目黒区
旧大山道


東京都目黒区にあった道路。江戸から神奈川県丹沢山塊のひとつ大山へ向かう道(大山道)の一つで、赤坂見附・青山・宮益坂・道玄坂を経て青葉台4丁目の大教寺前の旧大坂を下り、大橋氷川神社下を通って池尻へ抜ける道を指す。享保年間(1716-1735年)からの主要道で、現在の玉川通りがほぼこれに当たる。相州道・二子道・厚木街道・矢倉沢往環とも呼ばれ、伊豆の炭やわさびなどが江戸に運ばれた物資輸送路でもあった。
![]() | Ea,Inc. (著:JLogos編集部) 「東京辞典」 JLogosID : 5703724 |