統一地方選挙
【とういつちほうせんきょ】
nationwide local elections
自治体の選挙期日を同じ日にまとめて行う選挙
全国の地方自治体の首長および議会の選挙について、期日を定めてまとめて実施するもの。4年に1度、4月に行われる。次回の2003年の統一地方選挙で、15回目を迎える。
1947年に初めて統一地方選挙を実施して以来、地方選挙の投票日を統一する特例法を4年ごとに制定している。
本来、地方自治体の首長および議会の選挙日は、それぞれの都合で決めることが可能となっている。しかし、まとめて実施することによって、選挙事務の負担を軽減したり、地方選挙に対する有権者の関心を高めたりできるメリットがある。
都道府県の知事、市町村の長および地方議会の議員の任期はすべて4年とされている。そのため、首長の任期途中での辞任や議会の解散などの特別な事情がなければ、文字通り全国一斉の選挙となるはず。逆に言えば、統一地方選挙とは別の時期に選挙をしている自治体では、これらの特別な事情が過去にあったことになる。
ただし、統一地方選挙に参加する地方自治体は全体の3分の1にとどまっており、この数は一貫して減少している。
| 時事用語のABC (著:時事用語ABC編集部) 「時事用語のABC」 JLogosID : 14425196 |