ミリオンセラー
【みりおんせらー】
million seller
100万以上の売り上げ個数を記録した商品のこと
音楽CDや書籍などの商品のうち、100万枚(部)以上の売り上げを記録したものはミリオンセラーと呼ばれている。
音楽CDのミリオンセラーは、レコード会社の申請に基づいて日本レコード協会が認定する。これまでに認定された作品の数は、CDアルバムで毎年20以上の水準を維持しているが、CDシングルでは1996年に記録した23作品を最高に、2001年は6作品だけだった。
このようにCDの売り上げが落ちているのは、パソコンで簡単に音楽データを複製できるようになり、不正コピーが広がっているからだとする見方がある。エイベックスをはじめとするレコード会社は、不正コピーをできなくなるように加工した「コピーコントロールCD」を採用し、著作権を守ろうとしている。
デフレ経済の影響は娯楽市場の音楽CDにまで及んでいるのか、一部のCDシングルで300円~500円(一般的な価格は1000円)に価格を設定して販売するという動きも見られるようになった。
| 時事用語のABC (著:時事用語ABC編集部) 「時事用語のABC」 JLogosID : 14425160 |