【カクテル手帳】ラムベース >
フローズンダイキリ


"キリッと冷やした「ダイキリ」の爽快感を、さらに冷たいシャーベット状で楽しめるカクテル。シャーベットにせず、クラッシュドアイスをそのまま使うと、アメリカンスタイルと呼ばれる。またホワイトキュラソーではなく、マラスキーノを使用するレシピもある。
ヘミングウェイが愛飲したことでよく知られているが、ヘミングウェイ流のレシピはラムをダブルにし、砂糖はなし、グレープフルーツジュースを少々入れる。スタンダードレシピとはずいぶん異なるカクテルだ。
J.D.サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』の主人公、17歳のホールデンがいちばん好きな酒もフローズン・ダイキリである。
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![]() | 東京書籍 (著:上田 和男) 「カクテル手帳」 JLogosID : 8538986 |