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道と路がわかる事典6章 橋とトンネルの雑学 >

トンネルの定義と種類
【とんねるのていぎとしゅるい】

山腹や地中などを掘り抜いた穴をトンネルというが、どれだけの大きさがあればトンネルといえるのか。国際トンネル会議では、断面積が二㎡以上の空洞をトンネルとしている。トンネルを日本では隧道(ずいどう)ともいっている。
トンネルの歴史は極めて古い。まず最初につくられたトンネルは、住居用の洞窟だったのではないかと思われる。従ってトンネルは人類が誕生したと同時に存在していたということがいえる。洞窟は別として、紀元前、バビロン(イラク)のユーフラテス川の両岸にある宮殿と神殿を結ぶ潅漑用の水底トンネルが、記録上に残る世界最古のトンネルだといわれている。
それに比べると、日本のトンネルの歴史は極めて浅く、一六三二(寛永九)年に着工された辰己用水(金沢市)が、日本で最初のトンネルではなかったかといわれている。辰己用水は、犀川上流から兼六園と金沢城に通水する水路トンネルだ。一六六六(寛文六)年には、これまででは最大規模の箱根用水が着工されている。
交通路としてトンネルで最もよく知られているのが、一七六四(明和元)年頃に禅海和尚が、二〇数年の歳月をかけ、のみ一つで完成させたという耶馬渓の青の洞門だろう
トンネルには、道路や鉄道の交通用トンネルのほかに、潅漑や水力発電などの水路トンネル、鉱山の坑道もトンネルの一種といえる。また、大都市で建設が進む共同溝地下街、地下駐車場地下鉄なども、広義のトンネルといえよう。トンネルの工法によっても、山岳トンネルシールドトンネル、都市トンネル、開削トンネル、沈埋トンネルなど、文明の進歩とともにさまざまな形態のものが生まれている。




日本実業出版社 (著:浅井 建爾)
「道と路がわかる事典」
JLogosID : 5060130


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 日本実業出版社「道と路がわかる事典」

出版社:日本実業出版社[link]
編集:浅井 建爾
価格:1,620
収録数:255
サイズ:18.6x13.4x2cm(-)
発売日:2001年11月
ISBN:978-4534033154

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