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道と路がわかる事典5章 いろいろな道 >

交通事故①
【こうつうじこ】

交通事故は江戸時代からあった?

交通渋滞、環境破壊とくれば、あと一つは交通事故だ。以上の三点が、道路交通に残された最大の課題である。特に交通事故は、人の尊い命を奪い取るものだけに、より真剣に取り組んでいかなければならない問題だといえよう。
ところで、交通事故というものはいつ頃から発生するようになったのだろうか。交通事故というからには、日本に自動車が輸入され、道路に車が走るようになってからのものだと思っていたら、さにあらず。江戸時代からすでに交通事故は発生していたのである
交通事故が発生しはじめたのは、江戸時代の中頃のことだといわれている。記録によると、一七〇七(宝永四)年、「監督者のいない牛車、大八車は留置する」という交通規則が発令されている。今でいう駐車違反に相当するものなのだろう恐らく、牛が突然暴れ出したり、止めてあった大八車が何かの拍子で動き出したりして、それによる事故が多発したものとみられる。翌年、この規則を守らない者は処罰された。
一七二二(享保七)年には、交通事故で子供に怪我を負わせた者が島送りになったという。また、事故で死亡させた場合は、死罪に処するという厳しい罰則が課せられた。今だったら毎年何千人もの人が死罪になっていたことになる。
自動車による交通事故は、一八九九(明治三二)年、東京の三宅坂で発生したものが日本で最初だったといわれている。当時は交通規則も特になければ、歩道やガードレールなど、道路の安全施設は何もなかった時代のことである。きっと、自動車を見たこともないという人が多かったに違いない。そのため、自動車に対しての警戒心もなかったのだろう




日本実業出版社 (著:浅井 建爾)
「道と路がわかる事典」
JLogosID : 5060107


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出版社:日本実業出版社[link]
編集:浅井 建爾
価格:1,620
収録数:255
サイズ:18.6x13.4x2cm(-)
発売日:2001年11月
ISBN:978-4534033154

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