「父」のさまざまな呼称
[両親のうち男の人]父(ちち)・男親(おとこおや)・父親(ちちおや)・父親(てておや)・親父(おやじ)・家父(かふ)・家厳(かげん)・家君(かくん)・足乳男(たらちお)・垂乳男(たらちお)
[父を親しみ敬っていう]慈父(じふ)・阿父(あふ)・大人(たいじん)
[父の尊敬語]父上(ちちうえ)・父君(ててき)・父君(ててぎみ)・厳父(げんぷ)
[自分の父を謙CID(7726)していう]愚父(ぐふ)
[父が自分の子に対していう自称]乃父(だいふ)
[一般的に子が父に呼び掛ける]御父(おとう)さん・父(とう)さん
[やや敬意をこめて子が父に呼び掛ける]御父様(おとうさま)・父上様(ちちうえさま)
[御父さんよりくだけていう]御父(おとう)ちゃん・おっとう・親父(おやじ)
[年少の子が父に呼び掛ける]父(とう)ちゃん・父(とと)・ちゃん
[他人の父の尊敬語]尊父(そんぷ)・父御(ててご)・父御(ちちご)・父君(ちちぎみ)・父君(ふくん)
[他人の父の称]乃父(だいふ)
[仮の]仮父(かふ)
[義理の]義父(ぎふ)
[母が同じで父が違う]異父(いふ)
[父が同じ]同父(どうふ)
[養子先の]養父(ようふ)
[年とった]老父(ろうふ)
[主君と]君父(くんぷ)
[妻の]岳父(がくふ)・外舅(がいきゅう)
[妻が夫の父を呼ぶときの称]阿翁(あおう)
[帝王の]王父(おうふ)
[天皇が亡くなった父をいう]皇考(こうこう)
[死んだ祖父と父をいう]祖考(そこう)
[死んだ]亡父(ぼうふ)・亡(な)き父(ちち)・先父(せんぷ)・先考(せんこう)
[君主に対して自分の亡父をいう]先臣(せんしん)
[いつくしみ深い、やさしい]慈父(じふ)
[厳しい]厳父(げんぷ)
[がみがみと口やかましい]雷親父(かみなりおやじ)
[手紙などで自分の父を他人にいう]父(ちち)・親父(おやじ)・老父(ろうふ)・愚父(ぐふ)・家父(かふ)・家翁(かおう)・家厳(かげん)・実父(じっぷ)
[手紙などで自分の亡くなった父を他人にいう]亡父(ぼうふ)・亡(な)き父(ちち)・先代(せんだい)
[手紙などで相手の父を相手にいう]御父様(おとうさま)・御父上(おちちうえ)・父君(ふくん)・御尊父(ごそんぷ)
[手紙などで亡くなった相手の父を相手にいう]御先父様(ごせんぷさま)・御先考様(ごせんこうさま)
| あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「日本語使いさばき辞典」 JLogosID : 4381104 |