【四字熟語】四字熟語 > 格言ことわざ故事来歴
刻舟求剣
【こくしゅうきゅうけん】

「舟に刻みて剣を求む」。時勢の推移、時代の変化を知らず、旧習を固守する愚行のたとえ。楚人が揚子江で剣を落とした。あわててその場所の目印として舟べりに傷をつけ、舟を止めてから目印の所へ飛び込んで捜したが、剣は見つからなかったという故事。『呂氏春秋』察今。
剣を落として舟に刻む。落剣刻舟。株を守りて兎を待つ。守株待兎。
旧套墨守。
![]() | 日本実業出版社 (著:真藤 建志郎) 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 4373878 |