【四字熟語】四字熟語 > 仏教伝来と輪廻生死
百八煩悩
【ひゃくはちぼんのう】

百八種の煩悩。人間の過去・現在・未来にわたるすべての迷いのこと。六根(眼・耳・鼻・舌・身・意)が、それぞれ好・悪・平の三種の違いを生じ、十八種の煩悩となり、さらに浄・染の二種に分かれて、計三十六種。それが過去・未来・現在に配せられ、合計百八種となる。除夜の鐘は、この迷いから人間をさますため、百八回撞かれる。
![]() | 日本実業出版社 (著:真藤 建志郎) 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 4373615 |