【四字熟語】四字熟語 > 風流桃源で悠悠自適
夏炉冬扇
【かろとうせん】

季節はずれで無用になったものと、役に立たない人物や意見をさしていう。が、本当の意味は”ものは使いよう”だとする説もある。炉は火鉢、扇はうちわ。夏の火鉢や冬のうちわは無用だが「夏炉は湿を灸り、冬扇は火をアオぐ」ともある。こうなると、ものは使い方ひとつだということになる。『論衡』逢遇。
六日の菖蒲、十日の菊。馬鹿と鋏は使いよう。六菖十菊。
![]() | 日本実業出版社 (著:真藤 建志郎) 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 4373531 |