【四字熟語】四字熟語 > 文人墨客の意匠惨憺
開巻有益
【かいかんゆうえき】

「巻を開きて益有り」。この本を開けば、あなたにとって必ず得るところがある。広く、読書は役に立つということ。巻は、昔、木簡や竹札に字を書き、それを綴り合わせて保存した巻物、書籍の意。また書物の章の意にも用いる。同様の言葉に「開巻有得便欣然忘食」(巻を開きて得る有り、便ち欣然として食を忘る)がある。『宋書』陶潜、宋・王闢之『縄水燕談録』巻六。
開巻有得。
![]() | 日本実業出版社 (著:真藤 建志郎) 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 4373316 |