【四字熟語】四字熟語 > 男子本懐の巣林一枝
五里霧中
【ごりむちゅう】

方角がわからず、途方にくれる。物事の手がかりがつかめない状態。後漢のころ、張楷という道士がいた。道教の秘術の天才で、五里四方にわたって”五里霧”というすごい霧を起こすことができた。この霧の中に入ったら、方角もわからず、動きがとれないということからきた。したがって、五里夢中と書いてはいけない。『後漢書』張楷。
暗中模索。
![]() | 日本実業出版社 (著:真藤 建志郎) 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 4373291 |