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四字熟語四字熟語 > 政治家好みの大言壮語

先憂後楽
【せんゆうこうらく】

困難で苦しいことは先に片づけ、後で楽をしようということ。現代の政治家に、もっとも期待される行為、心構え、精神。期待されるということは、実行されていないということ。百兆円以上の国債を出し、先に楽をしてしまった”つけ”が大変。まったく逆をやっている。これは先楽後憂とでもいったところ。中国第一の大湖洞庭湖の東北端に、有名な岳陽楼がある。宋の時代(十一世紀)、名臣范仲淹が、岳陽楼を修理する責任者となった友人のために、一書を贈った。「天下の憂に先立って憂え、天下の楽に後れて楽しむ」文書はこの言葉で終わっていた。以来、為政者心構えとして使われるようになった。「岳陽楼記」范仲淹。




日本実業出版社 (著:真藤 建志郎)
「四字熟語の辞典」
JLogosID : 4373129


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出版社:日本実業出版社[link]
編集:真藤 建志郎
価格:1,467
収録数:1000語
サイズ:18x13x2cm(-)
発売日:1993年8月
ISBN:978-4534020482

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