MENU
    全辞書一括検索 by JLogos

名言名句の辞典4愛 > かけがえのないもの

子を知る親に若かず然も子を知らざることもまた往々にして親に若かず

名言名句
子を知る親に若か
ず然も子を知らざることもまた往々にして親に若かず
【解説】
『自然と人生』に収められた『風景画家コロオ』の中で、コロオの父が息子コロオの絵の才能を信じないというくだりである
子どものことをいちばんよくわかっているのは、親であるが、いちばん知らないのもまた親である。いつもそばにいてなんでもわかっているつもりでも、近すぎるがゆえに見えないということもある。また親の愛情という色めがねが、子どもの真の姿を見誤らせることもあるのだ。
【作者】徳富蘆花
【生没年】1868~1927
【職業】作家
【出典】『自然と人生』
【参考】『不如帰』の作者・徳富蘆花の言葉である徳富蘆花の父は漢学者であったが、長男|蘇峰(蘆花の兄)はキリスト教的な考えに共鳴して同志社の創設に参加。蘆花自身も同志社に進み、キリスト教に入信してしまった。二人の息子の歩もうとする道を知ったとき、彼らの父も、このような気持ちを感じたのではなかろうか。




あすとろ出版 (著:現代言語研究会)
「名言名句の辞典」
JLogosID : 5450434

この辞典の個別アプリ

名言名句の辞典
古今東西偉人賢人の名言名句およそ700を「人生」「成功」「人間」など6つのテーマに分けて収録。便利な機能が付いた辞典アプリ。

【辞典内Top3】 白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり  人生意気に感ず功名誰か復た論ぜん  人は人吾はわれ也とにかくに吾行く道を吾は行くなり  
【関連コンテンツ】

関連辞書

慣用句の辞典 故事ことわざの辞典 四字熟語の辞典 四字熟語の辞典 カタカナ語の辞典 日本語使いさばき辞典 同じ読みで意味の違う言葉の辞典 

関連書籍

 あすとろ出版「名言名句の辞典」

出版社:あすとろ出版[link]
編集:現代言語研究会
価格:1,728
収録数:700語
サイズ:18.4x13.2x2.8cm(B6判)
発売日:2008年4月
ISBN:978-4755508141

JLogosPREMIUM(100冊100万円分以上の辞書・辞典使い放題/広告表示無し)は各キャリア公式サイトから

             × 閉じる

収録辞書全リスト