夢みたいなことを、と思うかいでも、ぼくひとりじゃないんだきみがいっしょに夢みてくれたら世界はきっ
【名言名句】
夢みたいなことを
、と思うかいでも、ぼくひとりじゃないんだきみがいっしょに夢みてくれたら世界はきっとひとつになる
【解説】
『イマジン』は、ベトナム戦争が泥沼化していた一九七一年に発表された。ジョンは英語の得意でない聴き手にもわかるようなシンプルな言葉で「天国も、地獄もない、国境も、宗教も、財産も、そんなものはないんだと、想像してみよう」と呼びかける。そうすれば平和な世界をつくれると。ジョンは甘い気持ちで夢を語っているのではない。少なくともひとりだけでなく、ふたり、信じている人間がいる。もしあなたがいっしょに信じてくれたら、それは力となり、夢を現実に変えることができるのだ、と訴えているのだ。
ジョンは銃弾に倒れ、戦争は続いている。しかし、『イマジン』に耳を傾けて心を動かす人がいるかぎり、希望はあるのだと思う。
【作者】ジョン・レノン
【生没年】1940~80
【職業】イギリスのミュージシャン
【出典】『イマジン』
| あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「名言名句の辞典」 JLogosID : 5450312 |