【名言名句の辞典】3人間 > ともに生きる
人の悪を攻むるは、太だ厳なることなかれその受くるに堪えんことを思うを要す

【名言名句】
人の悪を攻むるは
、太だ厳なることなかれその受くるに堪えんことを思うを要す
【解説】
部下の失敗は失敗として責めなくてはいけないが、納得のいくような追及の仕方をしなくてはなるまい。感情的になって不必要なことまで言い立てると、耐えられなくなって逆効果になる。立ち直りの余地、反省する余裕をもたせた叱り方ができれば、一人前。
【出典】『菜根|譚』(十六世紀後半)
![]() | あすとろ出版 (著:現代言語研究会) 「名言名句の辞典」 JLogosID : 5450281 |